マルク呼ばれました

臨床検査技師による趣味や仕事のこと

【仕事】臨床検査技師で今まで1番大変だった仕事

こんにちは!マルクです!

 

 

今回は今まででやってきた臨床検査技師の業務で1番大変だったことを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が当直中の22時頃、救命センターにいて(私の病院では検査技師が1人は救命センターにいることになっています)1本の電話が入りました。

 

「3人程、刺されたので搬送します」

 

最初はそこまで重症そうじゃないとのことで、一応緊急輸血

の準備しておくか程度でしたが、

 

※緊急輸血とは

血液型がわかる前にやむおえなくO型の血液を入れること

 

 

実際に先に2人が運ばれてきましたが、1人はほぼ回復の見込みがなく、緊急輸血4単位入れた時点で看取り。

もう1人は刃物が肺にまで達していて、血も全く止まらずその場で緊急OPEをせざるおえない状況。

 

さすがに3人目は無理だとのことでよその病院へ搬送されましたが、

輸血輸血、更にまた輸血という形で合計で70本の製剤(RBCFFP、PC)

を払い出す事態になりました。。。

※ちなみに普通の仕事でも1日で取り扱う血液製剤は10本程度です。

さすがに、寝れませんでした。。。苦笑

 

ですが、我々臨床検査技師もそうですが、ほかの医師や看護師も実際に手術している場面を見ると大変だと感じました。

最終的にその方は一命はとりとめたので、改めてチーム医療のすばらしさを感じることができたので、二度と起こってほしくない事件ではありますが、良い経験ができたかなとも思いました。

 

 

【仕事】臨床検査技師の仕事 凝固検査について

こんにちは!マルクです!

 

 

今回は前回書いた血液検査の続きとして

凝固検査について書いていきたいと思います。

前回のは昨日の記事を参考にしてくださると嬉しいです。

 

 

さて今回の凝固検査ですが、医療関係でないとあまり聴き慣れないワードだと思います。

ですが読んで字の如く、血液がちゃんと固まり止血できているかを調べる人間の身体においてとても大切な検査です。

 

皆さんたまに擦りむいたり、切ったりなどして出血すると思いますが、そこに真っ先に働くのが『血小板』という物質であり、出血源に蓋をします。

しかしそれだけではすぐ剥がれてしまうので、その血小板を固めて剥がれないようにする役割を果たしているのが『凝固因子』と呼ばれる物質です。

 

この『凝固因子』は肝臓で作られており、肝機能が低下したりすると出血の原因になります。

 

なので検査などで『凝固系の数値が悪かった』

というときは、もちろん血友病などの血液疾患も考えられますが、単に体調が悪くてもわずかに悪化する場合があるのでそこまで値が悪くなければ気にする必要はないと思います。

 

 

また、血栓症などの患者の方で抗血栓薬(ワーファリンなど)を内服している方で薬がどの程度効いているのか、また薬の量の調節のために凝固検査を行う場合があります。

 

 

 

当院では健康な人であれば検診でも凝固検査はやらないので(人間ドックや、お金のかかる検診ではやっています)

あまり見たこともないかもしれませんし、もしかすると一生見ない検査項目かもしれませんが 笑

少しでも自分自身の身体の仕組みを知ってもらえたらと思います◎

 

 

 

【仕事】臨床検査技師の仕事 血液検査について

こんにちは!マルクです!

 

今日は臨床検査技師の仕事の1つ『血液検査』について書いていきたいと思います!

 

 

 

 

 

どのような検査をしているのか?

血液検査は文字通り血液を検査することにより、貧血だったり白血病悪性リンパ腫などの疾患を見つけることができます。

健康な人でしたら機械で測定し5分もかからず終わりますが、異常が見つかると、そこから血液像を見たり、血液疾患が疑われる場合は追加検査として骨髄検査を行ったりします。

 

 

 

 

血液像について

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血液像はこのようになっており、異常なものがないか実際に顕微鏡で調べます。

多い日だと1日100枚近く1人で検査するのでなかなかハードであり、それなりの知識と経験が必要なので(当院でも血液像みれるのは8人だけ、男に限ったら1人)なかなか難しい業務です。

ですが、この結果を踏まえて血液内科の医師と直接コミュニケーションもとれますし、臨床に関与できている感じがとてもするので私自身とてもやりがいを感じます。

 

 

 

 

フローサイトメトリーについて

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フローサイトメトリーとは血液細胞の大きさや構造の複雑さ、また蛍光色素を付けて、その蛍光強度をみたりして疾患の原因の細胞がどのような細胞かを解析したりしています。

(例えば、白血病の種類も様々で白血病由来の細胞が白血球由来なのかリンパ球由来なのかなど…がわかる)

とても時間がかかる検査(2.3時間くらい)ですが臨床においては近年の医療ではなくてはならないものとなっています。

私もこの検査がとても好きで、もっと理解できるようになりたいと思っています。

 

 

 

 

私自身も昨年、血液検査の資格を取得し、結構興味のある分野です。

機械による分析解析、顕微鏡による鏡検どちらもできるのでこれから臨床検査技師になる人には個人的にとてもおすすめです。◎

【仕事】臨床検査技師になってからの日常

こんにちは!マルクです!

 

今日は臨床検査技師になってからの日常生活について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

出勤時間や残業について

大学生の時はたいていは朝8時起床で1限の講義に出て大体4限までずっとあるので

(検査学科の学生に限らず医療系はたいていはこんな感じで空きはあまりありません、専門学校だともっと忙しいかも?)

 

病院に勤務し始めてからは7時30分には着くように出勤し、特に何もなければ17時に帰宅というような形です。

たまに学会発表の準備や、時間がかかってしまう業務(フローサイトや特殊染色、抗体の同定など)があると残業しますが、上記の業務も時間ギリギリに検体がこなければあまりないですね。

 

基本土日お休みなので、サイクルはとても保ちやすい仕事だと思います。

 

 

当直業務について

当直は月に3、4回あります。

当直は当院は3人体制で夕方から翌朝まで(例えば月曜当直なら普通に月曜仕事した後そのまま当直に入り、火曜日の9時に帰宅)働きます。

まだ20代なのでまだ何とも思いませんが50代の方々は身体がキツいとのことです。まあ丸1日以上働いてますからね。

 

 

 

病院外での仕事のこと

年に1,2回くらい機器メーカーさんのところや学術発表会に出張に行きますけどほぼ当院ではないですね(もっと大きい病院ならたくさんあるかも)

他には資格試験を受けに行く場合は基本土日なので、お休みは潰れてしまいますね。

まあでも資格もっててもそこまで利益ないので(当院では数万円ボーナスが上がるくらい?明確な規定はないので体験談ですが…他の病院もそんなにかわらないかな?)

これからもし臨床検査技師として勤務される方は、やる気があったら受けてみようみたいな感じでよいと思います。

 

 

 

休日は?

普通にお休みしてますが、稀に当直者から電話が(輸血部関連の技師が当院では3人しかいないため)あるくらいで、呼び出しとかはありません。

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

大学時代と比べ勉強しなて楽と思う反面、当然ですが仕事に対する責任感であったり、大変だなぁと思うことが多くなりました、特に新人の時とかは働きに行くのが憂鬱なときも多々ありましたが、慣れてしまえばそこそこなんとかなる仕事です。

これから臨床検査技師目指す人は頑張ってください!

【ディズニー】ディズニーシー オススメアトラクション5選

こんにちは!マルクです!

 

前回のブログでディズニーランドのオススメのアトラクション5選を書きましたが、

今回はディズニーシー編をやりたいと思います!

 

 

 

 

 

 

インディ・ジョーンズ・アドベンチャークリスタルスカルの魔宮

タワーオブテラー

トイストーリーマニア!

タートルトーク

シンドバット・ストーリーブック・ヴォヤッジ

 

 

 

 

 

 

 

まず1つ目は

インディ・ジョーンズ・アドベンチャークリスタルスカルの魔宮です!

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このアトラクションは

映画の『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説

がモチーフになったと言われているアトラクションです。

元となった映画は見たことはありませんが←

アトラクションとしては、遺跡のツアーに参加して『若さの泉』を探しに行くという名の下で、大型のジープ様の乗り物に乗り、遺跡の中を疾走します!

絶叫系のアトラクションのように落差はそこまでありませんが、横揺れが激しく本当にジープに乗ってる様な感覚になります!

あまり他のアトラクションではできない神秘的な体験ができるのでオススメです。◎

 

 

 

 

 

次は

タワーオブテラーです!

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ディズニーシーの中でも、ひときわ目立つ建物で中からは薄気味悪い光と外まで聞こえる悲鳴が…

ホラーが苦手な人と、臓器が浮くような感覚が嫌いな人はおすすめできません 笑

ストーリーとしては

ハイタワー3世が呪いの偶像(シリキィウトゥンドゥ)を手に入れた所から始まり、呪いをバカにしていたハイタワー3世は偶像のホテルハイタワーでのお披露目会見の際も呪いなどない!と豪語していましたが、その夜謎の失踪を遂げてしまい、ホテルハイタワーも廃虚となってしまいます。。

ゲストは長い間閉鎖されていたホテルハイタワーでホテルツアーに参加するも…という感じでです。

個人的にこのアトラクションの上がったり落ちたりするのがとても好きで、上に上がった際に見えるディズニーシーが見渡せる絶景も最高です!

今はタワーオブテラー・アンリミテッドと言っていつもの何倍ものスリルになっているらしいので是非体験してみたいですね😆

 

 

 

 

 

3つ目は

トイストーリー・マニア!

です!

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まず、外観がとても印象的ですよね!

特に夜に行くと本当に別世界という感じです…

アトラクションり3Dシューティングゲームで、

キャラクターの指示のもと2人乗りの乗り物に乗り込み点数の書かれた的目掛けてひたすら撃ち続けるというものです!

まぁ〜〜〜楽しいですよね 笑

ディズニーランドのバスのアトラクションもそうですがお子様にもとてもウケの良いアトラクションだと思います!

 

 

 

 

 

4つ目は

タートルトーク

です!

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SSコロンビア号にある海底展望室でウミガメのクラッシュと会話ができるアトラクションです!

私も最初に行った時は

ただ会話するだけでしょ?

と思っていたのですが、実際に体験してみるとゲストの質問にとても愉快に面白く返答するクラッシュにとてもハマってしまいました!

これは実際に行ってみないと味わえないので是非行くべきです!!

 

 

 

 

 

最後は

シンドバット・ストーリーブック・ヴォヤッジ

です!

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船に乗ってゆっくりと曲を聴きながらシンドバットの冒険の物語を観ることができるアトラクションです。

この名曲とともに長い時間船に乗ってるとついつい睡魔が…ということが何回もありますが 笑

とても癒されるアトラクションです!

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

最後は少しオチのようになってしまいましたが…(本当にシンドバットは好きです 笑)

あとソアリンはまだ乗ってないのでコメント出来なかったんですけど今度乗りたいなー

 

次はレストラン編をやりたいと思います。◎

【仕事】臨床検査技師から見ての新型コロナウイルスは?

こんにちは!マルクです!

 

今回は最近話題になっている『新型コロナウイルス』について。

 

テレビをつけてもTwitterのトレンドを見ても新型コロナウィルスのことばかりの昨今。

私の病院でも、新型コロナウイルスに対する特別措置が取られており、そこにも触れつつ書いていきたいと思います!

 

 

 

まず新型コロナウイルスとは?

昨年中国から発生したウイルスであり、

ザックリ言うと人に風邪などの症状を引き起こさせます。

SARS(重症急性呼吸器症候群)や

MERS(中東呼吸器症候群)が流行したのはご存知でしょうか?

あれらもコロナウイルスの一種で同じように風邪のような症状を引き起こします。

今回はその『新型』のコロナウイルスです。

 

 

 

 

 

感染力は?

今回の新型コロナウイルスは以前流行したコロナウイルスより感染力が強いとされています。

先日のダイヤモンドプリンセス号で61人もの感染が確認されたことからその感染力の強さが伺われます。。

ですが、感染による死亡率は低いので、政府も言っていますが警戒しすぎることもないのかなーと言う感じですね。ですがご高齢の方や、既に何らかの疾患を持っている方では致命的になるので注意が必要です!

 

 

 

 

 

 

どんな検体を採取する?

どんな検査をするのか?

当院では

喀痰

咽頭ぬぐい液

の採取が最重要!

あとは、

血液、尿、患者の方が亡くなってる場合だと剖検って感じですね。

 

検体の方はすぐに、感染症センターに送ってしまうので具体的にあっちでどんな検査してるのかはわかりませんが、PCR(遺伝子検査)がメインだと思います!

 

 

 

 

 

 

対策は??

とりあえず、人混みに行かないことが大切だと思います。

それと今品薄ですがマスクなどで外出する際は自分の身を守ることも大事です!

(マスクに関しては病院ですら手に入らないと昨日アナウンスがあったので民間だと更に入手しにくいですよね…)

 

 

 

寒い時期がまだ続くので流行が収まるのはまだ先かなぁとも思いますが、罹患しないようなるべく不要な外出は控えるようにしましょう!

【仕事】臨床検査技師になろうと思ったきっかけ

こんにちは!マルクです!

 

今回は仕事編で、なぜ今やっている臨床検査技師になろうと思ったかについて書いていきたいと思います。

 

前回の記事にも書きましたが、臨床検査技師は言い方は良くないですがマイナーな職種だと思っています。

私自身この理由は、あまり普段人と会わない仕事だというのが1番思います。

 

私は中学3年生のときからこの仕事に将来就きたいと思っていたのですが、他の友人達は

『医療関係の仕事に就きたかったから』や『なんとなくやろうと思った』

など結構漠然とした理由が多い印象です。笑

 

 

そこでなぜ私が

臨床検査技師を目指そうと思ったかと言うと

中学生のとき職場体験学習で将来について考える機会がありました。

その時、祖父が医療従事者だったというのがあり最初は医者になりたいなぁと思っていました。ですが当時そこまで飛び抜けて勉強が出来た訳でもなく

『医者は無理だな』

とも思いました。

そこで当時、データ分析や解析が好きという

ある意味特殊な 笑 

人物だった私はそのようなことができる医療職はないかなと探したときにこの臨床検査技師という仕事を見つけました。

今でも思いますがこれ程私に向いた仕事はないのではないか?と思います。笑

 

その後高校に進学し、ぼちぼち勉強して四大の検査科に入学し国家試験に合格し、現在に至ります。

 

 

自分自身に合った仕事であれば長く続けようと思えますし、なんと言っても毎日楽しく過ごせます!

是非将来何をしたいか、また今の仕事は自分のやりたいことと、なんか違うと思われる方は『何でもいいや』という気持ちじゃなく少し面倒かもしれませんが自分に合った仕事を見つけてもらいたいです。◎