【仕事】臨床検査技師の仕事 血液検査について
こんにちは!マルクです!
今日は臨床検査技師の仕事の1つ『血液検査』について書いていきたいと思います!
どのような検査をしているのか?
血液検査は文字通り血液を検査することにより、貧血だったり白血病や悪性リンパ腫などの疾患を見つけることができます。
健康な人でしたら機械で測定し5分もかからず終わりますが、異常が見つかると、そこから血液像を見たり、血液疾患が疑われる場合は追加検査として骨髄検査を行ったりします。
血液像について
血液像はこのようになっており、異常なものがないか実際に顕微鏡で調べます。
多い日だと1日100枚近く1人で検査するのでなかなかハードであり、それなりの知識と経験が必要なので(当院でも血液像みれるのは8人だけ、男に限ったら1人)なかなか難しい業務です。
ですが、この結果を踏まえて血液内科の医師と直接コミュニケーションもとれますし、臨床に関与できている感じがとてもするので私自身とてもやりがいを感じます。
フローサイトメトリーについて
フローサイトメトリーとは血液細胞の大きさや構造の複雑さ、また蛍光色素を付けて、その蛍光強度をみたりして疾患の原因の細胞がどのような細胞かを解析したりしています。
(例えば、白血病の種類も様々で白血病由来の細胞が白血球由来なのかリンパ球由来なのかなど…がわかる)
とても時間がかかる検査(2.3時間くらい)ですが臨床においては近年の医療ではなくてはならないものとなっています。
私もこの検査がとても好きで、もっと理解できるようになりたいと思っています。
私自身も昨年、血液検査の資格を取得し、結構興味のある分野です。
機械による分析解析、顕微鏡による鏡検どちらもできるのでこれから臨床検査技師になる人には個人的にとてもおすすめです。◎